ラジオ Feed

2024年9月15日 (日)

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』は安心して聴ける番組

来月でOA開始10周年を迎えるJ-WAVEの日曜20時の番組である
『TRAVELLING WITHOUT MOVING』はこの10年に渡って
リスナーから愛されている番組ですね。

本番組はタイトルの日本語訳が示す通り、動かない旅を
キーワードに野村訓市氏による自身の旅経験を綴った
トークに加え、リスナーから寄せられる動かない旅の
体験談とリクエスト曲で構成されており、動かない旅は
やはりいいもんだなと感じています。

回によっては全編に渡ってリスナーからの動かない旅の
体験談とリクエスト曲のみで展開する事があり、やはり
内容的には後者の方が私的にはいいかなと思っていますが、
本番組の本質から少しずれるようですね・・・・・・

関連特番は年越し特番として放送されているようですが、
年越し以外の時期にも関連特番を平均2回くらいやって
欲しいと私的に思っていますが・・・・・・

2024年9月 8日 (日)

『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』はリスナーからの愛が強い番組

2010年度から地方のJFN加盟局に向けて配信されている有吉弘行の
冠番組である『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』は開始から
14年に渡って長く愛されている番組ですね。

本番組は現在はコンビ解散し、ツッコミ担当の松尾陽介氏が起業家と
して第2の人生を歩み、ボケ担当の加藤 歩氏が芸人を続けている
ザブングルによる2008年10月から2009年度まで続いた冠番組である
『ザブングルのSUNDAY NIGHT FEVER』を有吉弘行が引き継いだもので、
内容は大幅に一転して有吉弘行と月替わり出演による有吉弘行と同じ
太田プロに所属している芸人がフリートークを行いながらリスナーからの
メールや週替わりで展開しているコーナーへのメール紹介を中心に
進行するものになっており、不定期にゲストが出演して有吉弘行との
トークを展開しますが、このトークは必ず有吉弘行による爆弾発言が
出ており、原則生放送ならではの臨場感がバッチリ出ているようですね。
さらに有吉弘行は本番組内の爆弾発言をネットニュースの記事にする
記者を"焼きごて記者"と呼んでおり、これはかなりすごいですね・・・・・

本番組における厳しいルールは"出禁"で、出演している太田プロの芸人が
有吉弘行に対して機嫌を損ねる言動をとると"出禁"即ち本番組への出入り
禁止を通告される事があり、原則的に期限付きのようです。

本番組で定期的に展開しているコーナーのうち、"タモリ倶楽部"と言う
コーナーはかつてのテレビ朝日系の深夜番組である『タモリ俱楽部』で
起きそうなシチュエーションをリスナーから募集するもので、よくこんな
妄想をするリスナーらがいるもんだなとタイトルで驚いています。
主力コーナーに位置付けられている短歌コーナーはリスナーから短歌を
募集して紹介するコーナーで、本コーナーへの投稿率は高いようですね。

有吉弘行が不祥事を起こさない限り、本番組は続くのかなと思っています。

2024年8月31日 (土)

『City Chill Club』は聴取率的に傾ている番組

TBSラジオをキーステーションとして2020年10月にJRN加盟局各局に
ネットされる形でスタートした『City Chill Club』開始から約4年で
失速してしまったようですね。

本番組はかつての『歌うヘッドライト』から『Fine!!』とは違って
「早朝のワイド番組」と言う位置づけじゃなくなっており、古の
『パックインミュージック』第2部以来の「深夜番組」と言う
位置づけになっており、それなりに"深夜"らしい番組内容に
構築されており、アーティストはもちろん、俳優やタレントに
加えてアスリートやクリエイターなどが"CHill"(癒し)を
コンセプトに各自のリスナーへ届ける癒しに沿った楽曲を
プレイリストに編纂してリスナーへ届ける内容になって
いますが、これは実質リスナーへ癒しを届ける趣向から
ちょっと外れているようですね。

この内容のおかげで少しずつ聴取率が下がり、さらに本番組を
ネット離脱して裏番組のニッポン放送の『オールナイトニッポン』
第2部へ切り替える地方の加盟局が続出して(但し、琉球放送(RBC)は
自社音楽フィラーへ切り替え)、現在のネット局は主要地域を中心に
6局へ大幅減少する始末となってしまいました。
中でも四国放送(JRT)は地方局なのにしぶとくネット継続しており、
いつネット離脱してもおかしくない状況です。

いくらなんでもJ-WAVEを意識してまでこんな番組を立ち上げてまで
聴取率を低下させる事はなかろうにと私は思っています。

2024年8月18日 (日)

『THE NITE』は素晴らしい番組

今年10月に番組放送開始20周年を迎える
ミュージックバード For コミュニティに
加盟しているコミュニティ放送局向けに
配信されている平日21時から0時までの
音楽プログラムである『THE NITE』は
DJを担当する大西貴文氏が自宅から持ち
出した洋楽の音源を大西貴文氏による
リスナーからのメール読みを交えながら
3時間かける内容の番組で、かける音楽は
洋楽のみならず、大西貴文氏が注目した
邦楽を少しだけかけており、さらには
中年層から高年層に親しまれている
様々な日本人アーティストをゲストに
招いたりと結構素晴らしいものです。

本番組は音楽をかけるだけじゃなく、まずは
21時台のハーフタイムにに5分間のニュースを
伝え、22時台のハーフタイムにやはり5分間の
スポーツニュースを伝え、金曜日の21時台の
もうひとつのハーフタイムコーナーとして
ナイトジャーナルを展開しており、飽きの
来ない内容を心掛けているようですね。


本番組開始当初は配信しているコミュニティ
放送局が少なく、小さい所での船出でしたが。
時代の流れに伴ってコミュニティ放送局が
続々と開局してミュージックバードに加盟を
する局が増え、本番組は加盟している各局と
リスナーらのおかげでここまで来る事が
出来たようで、今後もこの勢いを落とす
事なく続いてほしいと願っています。

2024年8月11日 (日)

『A・O・R』の存在意義について

今年10月に放送開始20周年を迎える地方のJFN加盟局向けに
ネットされており、月曜から木曜の19時から21時までに放送
されている『A・O・R』はタイトルが示す通り、AORすなわち
アダルト・オリエンテッド・ロックを2時間に渡ってトークを
交えながらかけるだけの番組と思われがちですが、AORのみ
ならず、ジャンルの枠組みを超えた楽曲をかける充実した
内容になっておりますが、この番組を聴いている人はあまり
いないらしく、聴く層はアダルト・オリエンテッド・ロックが
好きな中年層から高年層のようで、この番組の存在意義に
私は疑問を感じています。

わざわざ月曜から木曜の夜にAOR好きな人らをうならせるために
こんな番組をやってもJFN38局を統べ括るJFNCの利益にあまり
ならないんじゃないかなと思っています。
さらに2代目ナビゲーターのユキ・ラインハート氏にギャラが
まわって来るのかも疑問です。
あ、そうそう。本番組は地方のJFN加盟局向け番組同様にもち
スポンサーが付いていませんしね。

この存在意義が何となく理解しにくい番組を20年続けるなら日替わりで
全く新しい2時間音楽番組を開始した方が正解かなと思っています。

2024年8月 4日 (日)

『らじらー!』は風前の灯火ですね・・・・

2015年度からスタートしたNHK R1の土日夜の若者向け生番組である『らじらー!』は
2024年度に入ってから風前の灯火状態になったようですね。

冒頭で述べたとおり、本番組は去年秋に起きた旧ジャニーズ事務所の創設者である
ジャニー喜多川翁による所属者への性加害問題が大きく明るみに出た事で様々な今が
旬のジャニタレがパーソナリティーを担当している土曜枠の求心力が大きく下がり、
2024年3月を以って本枠は廃止となり、2024年度以降は残る乃木坂46メンバーと
藤森慎吾がパーソナリティーが担当をしている日曜枠で継続をしていますが、
そろそろ廃枠になってもおかしくない状況ですね。

残る日曜枠は2020年10月第1週放送分で中田敦彦が卒業してから枠の求心力がじわじわと
低下しており、乃木坂46ファンのために必死の思いで番組を続けているとしか思えない
状況で、早くても本番組は2024年度を以って廃枠になるでしょうね。

2024年度からの土曜枠の後番組は『梶 裕貴のラジオ劇場』とK-POP情報番組の『POP★A』や
1時間単発特番のラジオスペシャルとなり、何となくつまらない編成になりましたね。
もしかして日曜枠の後番組は土曜日と同じつまらない1時間番組の縦並びでしょうね。

2024年7月28日 (日)

『夜はモーレツ!!』は素晴らしい番組

2023年4月に15年ぶりの復活を果たしたFM福岡の番組である
『夜はモーレツ!!』は毎週聴いても面白い番組ですね。
RKBラジオで活躍経験のある米岡誠一氏とKBCラジオを
主な活躍の場としている児玉育則氏がコンビを組み、
様々な声を駆使して番組を進行する所がかなり
素晴らしい所です。


冒頭のコーナーである『福岡デブストーリー』は
米岡誠一氏と児玉育則氏がカップルに扮する内容が
面白く、『東京ラブストーリー』の特徴をうまく
掴んでいますね。
メインコーナーの『金曜映画劇場』は米岡誠一氏と
児玉育則氏が毎週取り上げる映画の見どころを
解説しており、映画好きが必ずドはまりする
内容が素晴らしいです。

これら以外に米岡誠一氏と児玉育則氏がタラオ&イクラの
扮装をし、さらに『ゲゲゲの鬼太郎』のパロディで元と
なったキャラの扮装をするコーナーがあったりとこの
2人の声術はかなりの最高レベルですね。

本番組は復活した年と同じ年に3か月おきにネット局を増やし、
現在はFM宮崎とFM沖縄を除く九州JFN各局ネットで金曜21時に
放送されていますが、10月にFM宮崎がネット開始する可能性は
大ですが、ここでネット局が完結する可能性は大のようです。
やはり現場市場と言う工業用品通販サイトがスポンサーに就いた
おかげですね。

2024年7月20日 (土)

J-WAVEの今夏の日曜21時の新番組は

今月からスタートしたJ-WAVEの日曜21時の新番組である
『BLAZE A TRAIL』は前番組の『THE EXPERIENCE』の
後継番組で、ランドローバー ディフェンダーが提供に
なっている通り、アーティストや漫画家などのゲストが
人生に寄り添ってきた音楽とゲストが試練を乗り越える
時に出会った大切な音楽をディフェンダーと重ね合わせて
人生を歩んでいく過程で寄り添った音楽について語り合う
内容になっており、初回は意外な事に浦沢直樹氏で、これは
何気に素晴らしい人選だったなと驚いています。
第2回はポニーキャニオン イロリレーベルの注目株となる
新進気鋭の5人組バンドであるKroiのフロントマンである
内田怜央で、ここは普通の流れですね。

本番組は6月まで放送されたメルセデスベンツ提供の番組である
『THE EXPERIENCE』を源流としており、ナビゲーターとゲストが
メルセデスベンツのマルチ情報システムを軸に空想ドライブを
行いながら音楽談義を繰り広げる内容の番組で、こっちの方が
内容的にまぁまぁよかったと思いますが。
あ、そうそう。初代ナビゲーターはスガシカオ氏で、2022年に
2代目のナビゲーターに亀田誠治氏が就任し、彼がこの枠に
残ったまま新番組として『BLAZE A TRAIL』がスタートする
事になりました。

果たして『BLAZE A TRAIL』は5年くらいは続くんでしょうね?

2024年6月 9日 (日)

最近の『ちきゅうラジオ』は

1999年4月から定時放送を開始したNHK R1の土日夕方の
番組である『ちきゅうラジオ』は最近になって往時の
勢いがなくなったようですね。

本番組は"ちきゅう"の冠が示す通り、世界各国に住んでいる
日本人からの現地レポートと、日本国内外の日本人からの
様々な投稿と音楽などを交えて展開する番組で、本番組は
これまでに様々な世界各国に住んでいる日本人達による
レポートを届けてきましたが、近年は各国にまつわる情勢と
番組側の都合で陰りが見えてきて、2019年度から土曜日中に
プロ野球デーゲーム中継を放送する都合上、土曜枠の尺が
縮まる事があったり、大相撲中継時は6時台のみの放送に
なるどころか番組自体が休止になる年が出たりと大変と
言える状況になっています。

出演者の出演状況は2021年度まではまぁまぁ安定した状況
でしたが、2022年度は不安定な状況になり、当時本番組に
出演していたリアド慈英蘭が2023年1月末から事実上降板し、
2023年度からレ・ロマネスクTOBI氏と當間ローズが各曜日で
出演し、2022年度からメインパーソナリティーを担当している
中村慶子アナと共に番組を進行しているようですが、この
布陣はまぁ問題ないのではと思っています。

内容は2010年代末期までは土曜はちきゅう音クイズをメインとし、
ちきゅう人バンザイと旅人は見たを展開し、日曜はミュージック
パスポートといただき!ちきゅうレシピを展開していましたが、
2020年度からこの構図はなくなり、2020年度と2021年度は
その日に応じたコーナーを中心にミュージックパスポートと
いただき!ちきゅうレシピを展開していましたが、2022年度から
久しぶりに原則各曜日ごとに振り分けられた従来とは違う様々な
コーナーを展開しています。が、この一連のコーナー展開で古参の
多数のリスナーが耐え兼ねて聴くのをやめたために番組の質が
落ちてるのではと私は推測しています。

2024年6月 2日 (日)

『オールナイトニッポン』はどこへ行く?

1967年10月から長く続いているニッポン放送(LF)が誇る日本一有名な
老舗の深夜ラジオ番組である『オールナイトニッポン』は安定した
放送体制を維持しているようですが、最近の本番組の方向性が曜日に
よってバラバラに見え、大昔の統一された方向性が皆無ですね。

かつては日替わりで当時のLFアナウンサーが番組を進行しており、
番組の方向性が統一されていましたが、70年代中期から様々な
アーティストがパーソナリティーを務めるようになってから
曜日ごとに方向性がバラバラになり、この方向性のまま今日に
至っているようですが、これが本番組の持ち味でしょうか??

本番組の曜日ごとのバラバラの方向性はリスナーの年齢層を
しっかり把握したものと考えていいんでしょうかね???
この方向性で番組が続いている理由は数多のリスナーに
よる番組愛によるものですが、この愛はどこまで続くかが
私にはよく分かりません。

あ、そうそう。最近の最大の問題と言える点は月曜枠第1部で、
何故かパーソナリティーが安定せずに二転三転している
体制になっており、2017年度から2021年度までこの枠を
菅田将暉が担当していましたが、2022年度は男性ヒップ
ホップデュオのCreepy Nutsが担当し、2023年度はAdoが
担当する位の二転三転ぶりで、2024年度から新たに
山田裕貴が担当する事になりましたが、まさか
2024年度のみで終わる事はないでしょうね。

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