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2025年4月19日 (土)

日テレ主要ドラマ枠2枠の再編について

2025年度から日テレ系の主要ドラマ枠2枠の流れが大きく
変わりましたが、この再編は原点回帰を図ったものですね。

2024年度に1991年10月から2023年度まで放送していた
老舗ドラマ枠の旧水曜22時ドラマを『嵐にしやがれ』と
『1億3000万人のSHOWチャンネル』の2つのバラエティ
番組を放送してきた土曜21時のバラエティ枠と交換する形で
土ドラ9として開始し、旧水曜22時ドラマの流れを汲んだ
枠として展開してきましたが、2025年度からそれまで
土曜20時の番組として放送されていた『With Music』を
土曜22時に繰り下げた都合上、1年ぶりに事実上の水曜
22時への枠復帰を果たす事になりましたが、裏番組が
フジテレビ系の水曜22時ドラマになっている時点で
安定した視聴率をマークする事は厳しいようですね。

一方の老舗枠である土曜グランド劇場をルーツとする
土ドラ10は2017年度からそれまでの土曜21時から
土曜22時に繰り下がり、8年間に渡って放送されて
来ましたが、前述の『With Music』の土曜22時
繰り下げの影響を受けて8年ぶりに土曜21時に
移動して原点回帰を果たした格好で、この一連の
主要ドラマ枠2枠の再編は正解のようですね。

再編された日テレ主要ドラマ枠2枠の今後は何となく
明暗が分かれそうですね・・・・・・

2025年4月13日 (日)

『タミ様のお告げ』はギリギリ安定の番組かな

4月の改編期を待たずして3/24からスタートしたTBSテレビ系の
月曜21時の新番組である『タミ様のお告げ』は中居正広の例の
件で2024年12/9を以て打ち切られた『THE MC3』の再出発番組と
して制作された番組で、内容は『THE MC3』の体裁を維持しており、
毎週取り上げるジャンルの芸能人が一般人からどう思われているかを
徹底的に調査し、その結果をゲストに伝えるもので、そこまでして
調査をやってのけるTBSテレビのやり方はある意味すごいかなと
感じますが、本当のことを思うと誰得ですがね。

MC陣は『THE MC3』から東野幸治と小園浩己(ヒロミ)氏が続投しており、
2人で再出発した番組を進行する格好になりましたが、このMC体制は
正解かなと私的に思っています。

本番組は多分最低1年半は続くんだろうなと思います。

2025年3月15日 (土)

『グッド!モーニング』の存在意義について

2013年10月からOA開始したテレビ朝日系の朝の生番組である
『グッド!モーニング』は『やじうまワイド』を母体とする
朝の生番組で、本番組は開始から11年に渡って平日朝の重要
コンテンツを死守してきましたが、2024年度から遂に上半期と
下半期にかけて土曜日と日曜日にも本番組を放送する事になり、
これによって本番組はテレビ朝日系の毎日の朝のコンテンツと
なりましたが、こんな放送展開じゃ飽きが来ますしね。
平日と土曜や日曜ごとにタイムテーブルを部分的に差別化した
努力なんて報われるワケがないですしね。

土曜版は前番組の『週刊ニュースリーダー』が城島 茂(TOKIO)が
当時所属していた旧ジャニーズ事務所のお家騒動による打ち切りに
よって開始したもので、12年半ぶりにほぼ同一タイトルで月曜から
土曜まで放送する体制が復活した事になります。
内容は基本的に平日版のそれを踏襲しておりますが、6時から8時の
放送時間じゃ物足りない気がしますが。

日曜版は前番組の『サンデーLIVE!!』が長年に渡ってMCを務めてきた
東山紀之氏が旧ジャニーズ事務所から改名したSMILE-UP社の社長に
就任した事で降板した事による番組の求心力低下による打ち切りに
よって開始したもので、メ~テレ(名古屋テレビ)とABC(朝日放送)との
共同制作体制は引き継がれておりますが、タイムテーブルは一から
変更されており、やはり平日版のそれを踏襲しています。

この放送体制が長続きしそうで私的に残念な気がします・・・・・・

2025年3月 2日 (日)

『あざとくて何が悪いの?』がテレビドラマを始めた件

2020年10月から開始したテレビ朝日系の恋愛バラエティ番組である
『あざとくて何が悪いの?』をベースとした金曜ナイトドラマの今年
1月期の新作である『僕のあざとい元カノ』は『あざとくて―』の
フォーマットを1時間テレビドラマに落とし込んだ内容になっており、
藤原丈一郎(なにわ男子)演じる元カノに未練を持っている広告系
デザイン会社勤務の青年男性とかつて日向坂46で一世風靡した
加藤史帆嬢演じるあざとい元カノの青年女性の大変な恋愛模様に
『あざとくて―』のMCである山里亮太と鈴木愛理が随時ツッコミを
入れるストーリー構成は画期的で、『あざとくて―』を見た事が
ない人達も十分楽しめるようになっています。

元カノと別れた主人公の青年男性に恋心を抱いている谷 まりあ嬢演じる
広告代理店勤務のバリキャリ女子が介入した事による恋の三角関係も
本ドラマのもう一つの見どころで、最終章の段階でこの関係は大きく
揺らぐ可能性はアリですね。

第3の見どころは毎回豪華なゲストが出演する点で、この点に注目している
視聴者達は少なからずいるでしょうね。

2025年2月 8日 (土)

『119 エマージェンシーコール』は紆余曲折あるドラマ

フジテレビ系月9の今年1月の新作である『119 エマージェンシーコール』は
神奈川県横浜市にある横浜市消防局の通信指令センターを舞台に描く近年
まれにみる消防署ものドラマで、清野菜名演じる主人公の女性が幼い頃の
体験をきっかけに銀行勤めから消防通信指令センターの司令管制員に転職し、
瀬戸康史演じる教育係の司令管制員らと共に火事などの119番通報を聞き、
火事に遭った通報者に適切な声をかけ、消防車と救急車の出動を要請して
火事に遭った通報者達の命を救う内容になっており、現実の消防通信指令
センターの実情をうまく捉えているようですね。
また、各登場人物の人間ドラマももう一つの見どころになっており、ここも
現実感をうまく引き出している点ですね。

本ドラマは横浜市消防局が全面協力しており、作中の最新の消防指令センターを
セットで再現しており、消防車両と防火服を消防局から撮影のために貸し出して
おり、現実感に拍車がかかっています。

しかし、2話放送直後にフジテレビの例の騒動を受けて消防庁とのタイアップに
よるポスターの各市町村消防本部への配布が見合わせとなり、3話から横浜市
関連の団体が協力クレジットから削除される事になる事態になり、本ドラマは
初めの段階からつまづいてしまったようですね。
例の騒動が拡大せずにつつがなく終わる事を視聴者らは願っているようですが、
最悪の場合になるとそうはいかないようです・・・・・・

2025年2月 1日 (土)

『プライベートバンカー』はある意味すごいドラマ

1月から始まった今冬のテレビ朝日系木曜9時ドラマである
『プライベートバンカー』は同名の職業を題材にした
テレビドラマにしては良くできた作風ですね。

唐沢寿明氏演じる謎の男性プライベートバンカーが橋爪 功翁と
夏木マリ媼演じる資産家夫婦とその一族の前に現れ、相続争いは
もち、愛人問題や裏金疑惑などの毎回起きるお金にまつわる問題を
解決する内容で、謎の男性プライベートバンカーが罠や裏切り
などの冷酷な手段を用いて解決する姿はまさにすごいです。

さらに作中には投資と節税や相続などのお金に関する知識がバッチリ
盛り込まれており、本ドラマを視ながらお金の知識を学べられます。
鈴木保奈美氏演じる急にだんご店の店主を継ぐ羽目になった女性が
謎のプライベートバンカーと出会った事でお金に関する意識が変わり、
だんご店を立て直そうとする活躍ももう一つの見どころです。
ちなみに唐沢寿明氏と鈴木保奈美氏は本ドラマで33年ぶりの共演を
果たしており、それぞれの熟練した演技もさらなる見どころです。

謎のプライベートバンカーが大手の証券マンからキャリアを始め、
海外の証券会社を渡り歩いた次にどのようにして現職になったのかは
今後明かされるかもしれませんが、多分最後まで経緯は明かされる
事はないようですね。

2025年1月26日 (日)

『問題物件』はある意味すごいドラマ

1月からフジテレビ系でOAが開始した水曜22時ドラマの新作である
『問題物件』は2クールぶりの原作付きドラマで、原作は光文社から
現在2シリーズが刊行されている同名小説になっており、ドラマ版は
原作の基本骨子を元にドラマ版のみの要素が加えられていますが、
これを受け入れられる人はいるんでしょうかね。

上川隆也氏演じる黄色いジャケットと黒いセーターとズボンを召した
謎の存在である犬頭光太郎が内田理央演じる大島不動産の社員である
若宮恵美子と共に自殺と他殺はもちろん、ポルターガイストや失踪に
ゴミ屋敷などの出来事が起こる物件に潜む謎を解決するよくできた
内容になっており、これは視聴率上昇の可能性アリですね。

本ドラマのもう一つの注目ポイントは宮世琉弥演じる車椅子の役員で
ある大島雅弘で、このキャラは若宮恵美子の上司であり、この点が
すごいキャラである事を示しているようですね。

大島雅弘が心を許している黄色いトレーナーを着た犬の人間態が
犬頭光太郎である可能性はまだ始まったばかりなのでそうとは
言えないですが、この件は最終回まで謎になりそうですね・・・・

2025年1月18日 (土)

『家政婦のミタゾノ』はよくできたドラマシリーズ

2016年10月からシリーズが始まり、今日に至るまで断続的に
続いている松岡昌宏(TOKIO)主演によるテレビ朝日系の
テレビドラマシリーズである『家政婦のミタゾノ』は
なんだかんだありながらの長期ドラマシリーズですね。

本シリーズは2011年10月に日本テレビ系で放送された名作ドラマ、
『家政婦のミタ』に加え、同じテレビ朝日系で放送された市原悦子の
主演による名作ドラマシリーズである『家政婦は見た!』を下敷きに
した新感覚の家政婦ドラマで、タイトルから見て『家政婦のミタ』の
パロディとシリーズ開始時にそう見なされ、これっきりで終わるのかと
思いきや、1年半のブランクを経て2018年4月に続編が放送されてたちまち
人気ドラマ化を果たし、今月スタートしたシーズン7に至るまで続編が
放送されるほどのドラマに成長しました。

人気の理由はやはり松岡昌宏演じる女装の家政婦である三田園 薫の
強烈なインパクトを持つキャラクターにあり、三田園 薫がお供の
若手家政婦を連れて派遣先の実態をのぞき見し、秘密を暴いて
家庭を崩壊させ、再生へ導くのが基本の流れで、この流れを
崩さずに長く続いている事が素晴らしいです。

本ドラマシリーズのもう一つの見せ所はシーズン3から登場した
伊野尾 慧(Hey! Say! JUMP)演じる村田 光と三田園 薫による息の
合ったコンビネーションで、この2人でないと『-ミタゾノ』は
上手く成り立たないようですね。

2024年12月15日 (日)

『モンスター』はやっぱりシュールなドラマ

10月から始まった今秋のカンテレ系月曜10時ドラマである
『モンスター』ですが、このタイトルだと何のドラマか
全く分からず、実際の内容は法廷ものドラマですね。
ここは『モンスター 最強の女弁護士』と命名した方が
分かりやすかったんだと思いますが、なんか理屈っぽい
感じがするようですね・・・・・

水谷 豊翁と伊藤 蘭氏の娘である趣里が高3で司法試験に
一発合格した謎のある女性弁護士を演じ、その弁護士が
ゲーム感覚で法廷闘争に立ち向かう内容になっており、
この時点でモロにシュールな内容である事が分かります。
そもそもゲーム感覚で法廷闘争に臨む弁護士なんて
現実にいませんし。

先述の法廷闘争と並行してジェシー(SixTONES)演じる
若手弁護士と先述の女性弁護士の恋の行方と言う
イベントがあると思われがちですが、実際の所は
若手弁護士が女性弁護士に振り回されるだけの事で、
恋の行方イベントはないようですね。

あと、古田新太氏演じる女性弁護士の父親である最強の
弁護士が物語の鍵を握っているようで、いずれは今月
辺りで明かされると思います。

2024年12月 8日 (日)

『無能の鷹』は素晴らしいドラマ

先月29日に終了した今週のテレビ朝日系金曜ナイトドラマである
『無能の鷹』は2019年から2024年(今年)まで連載されたKissものの
同名漫画のドラマで、ドラマ化にあたって原作者のはんざき朝未が
「ドラマオリジナル要素もOK。」と了承した事で無理のない設定
改変が施されており、原作では下の名前の設定がなかった脇役に
下の名前が与えられ、さらに各登場人物に若干の設定改変があります。

例えば菜々緒演じる鷹野ツメ子は原作では社内ニートになっていますが、
ドラマ版では社内ニートにはなっていない無能な女性社員に変更されて
おり、この設定変更は無理のないものになっていますね。

また、塩野瑛久演じる鶸田道人は原作ではいざとなるとお腹が緩くなる
体質になっていますが、ドラマ版ではその設定は排除されています。
お腹が緩くなる体質と言う設定は原作でしか通用しない設定ですね。

さらに原作ではモブだったキャラ達がドラマ版ではレギュラーに昇格
しており、ここもドラマ版だからできる事ですね。

あと、ゲスト出演陣はベテランから無名と多岐にわたっており、ドラマに
うまく彩を添えている事が素晴らしいです。

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