KBCとKKBのテレビ送信塔を訪ねて
今日の記事はKBC(九州朝日放送)とKKB(鹿児島放送)の
テレビ送信所を紹介します。あ、KBCの方は去年の10月に
福岡市へ行った際に撮ったものです。
まずはKBCからです。
この送信所は福岡市中央区長浜にあるKBC本社の敷地内にあり、
テレビ放送から長きにわたって活躍していますが、肝心の電波送信
機能は1993年をもって福岡タワーへ完全移転したため、現在は
お天気カメラ用タワーのみの役割となっています。
次は"元"送信所の基部です。柱で隠れて見えませんが、
右下には保守用の出入り口が設けられています。
その次は本社社屋。この建物は1987年に完成したもので、KBC以外に
明治などの企業がサブテナントとして入居しています。
次はKKBです。
この送信所は開局から長きにわたってアナログ専用の自社送信所として
使用されましたが、2006年の地上波デジタル放送開始を機に親会社の
MBC(南日本放送)とNHK鹿児島との共用による地デジ専用送信所として
生まれ変わりました。
次は局舎部分です。外壁に書いてある通り、この送信所は3局共用による
地デジ専用の送信所になっています。これを見る限り、MBC・KKB・NHKは
どうやらKTS・KYT連合に異常なほどのライバル関係を燃やしてるような
雰囲気がします。ちなみにKYT(鹿児島読売テレビ)はKTS(鹿児島テレビ)と
送信所をアナログ時代から現在のデジタル時代にかけて共用しています。
その次は送信所の基部です。諸機器類がないためか、いたってシンプルですな。
あ、この送信所にはμFM(FM鹿児島)の送信所機能とソフトバンクの基地局機能が
設けられています。
鉄塔と局舎を含めた姿なんですが、圧倒的な迫力のせいで
鉄塔の先端部が見切れてしまいました・・・・・・・・・・・OTL
オマケとしてMBCのFPU基地局を載せます。
とりあえず豆知識として、FPUはテレビ放送用の無線中継伝送装置のことを言います。
しかし、FPUに存在意義はあるんだろうか??????
以上、KBC&KKBのテレビ送信所の紹介でしたッ!
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