今、話題の連作劇場映画である『THE NEXTGENERATION PATLABOR』の
好調ぶりを受けて先月に12年ぶりの再販を果たした1/60 パトレイバープラモデル
シリーズから、主役パトレイバーのAV-98イングラムと高性能試作パトレイバーの
零式をレビューします。
あ、久しぶりに画像が多い単独記事になってしまってごめんちゃい。
まずはAV-98イングラムです。
25年前のキット故にめっちゃモールドが甘いッス。
さらに下腕部と足先部分は白一色になっており、
シールによる色補正が一切ありません。
なお、意外な事にこのキットは1990年にプラモデル初の
グッドデザイン賞を受賞しました。
後ろ姿は驚きの白さです。
本シリーズの売りは関節外装にラバーパーツを使用
している点で、このパーツのおかげでリアリティ感が
めっちゃ高いッス。
あ、前回の再販までは合成ゴム製だったラバーパーツですが、
今回の再販で天然ゴム製に変更となりましたが、この都合で
値段が税込み1404円に改訂されました。
リボルバーカノンは開閉式カバーを持つ右脛内に
格納可能です。このスケールでよ~やりますなァ~。
付属武器はリボルパーカノンの他にスタンスティックと
ライアットガンが付属しており、さらに右手首パーツが
2種類付属しています。
さらに2号機(太田機)へ換装できる頭部パーツと
肩パーツ×2が付属しています。
しかし、桜代紋が白一色なのはどういう事なのよ?!?!?
次はAV-X0零式です。
前出のイングラムが抱えていた欠点である下腕部と足首の
色分けはこのキットがパーツ分割で実現しました。
ラバーパーツは3点構成になっており、このうち腹部から
膝までの部分は何と、半ズボンっぽい形状をしています。
後ろ姿はパーツによる黒成分が入った事により、
ある程度見るに耐える雰囲気になっています。
右手パーツを抜き手用の伸びた右手に交換する事が可能です。
設定上、手持ち武器としてスタンスティックを持っていますが、
キットには付属してないのでイングラムから右手首ごと拝借。
さらに2号機用の頭部と肩当てを使えば零式 太田機へ変化します。
ヒロインである泉 野明が操縦していた1号機(アルフォンス)のものを
使うことも可能ですが、試すと恥ずかしい気分になるので止めました。
最後はイングラムと零式の2ショットで締めッ。
以上、1/60 AV-98イングラム&AV-X0零式でした。
11/30 追記
AV-98イングラムの単品版はもともと劇場用アニメ版第1作上映と
同時に1/60 パトレイバープラモデルシリーズのその1にあたる
"AV-98イングラム 劇場版"として発売されましたが、発売後に
TVアニメ版開始にあたって金型のディテールを改修し、
AV-98イングラム(TV版)としてリニューアルされました。
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