北九州のテレビ送信塔を訪ねて(その2)
昨日から続いてる本記事ですが、今日は残りの3局を紹介します。
まずは福岡放送(FBS)のアナログ送信所から行きましょう。
局舎はこんな感じで、わりとこぢんまりしています。理由は
もちろん、この時期のテレビ送信所は無人操作が主流
でしたから。
アンテナはこんな感じです。見ての通り、アナログ用の
アンテナは撤去されており、現在は開局と同時に間借り
しているFM福岡とLOVE FM(九州国際FM)の北九州
送信所として運用中です。
玄関には誇らしげに初代FBSロゴが掲げられていますが、
その下には「PCB(ポリ塩化ビフェニル)汚染物保管場所」と
書かれた標識が貼られており、そう簡単に撤去するのは
難しいようです。
次はテレビ西日本(TNC)です。局舎の延べ床は
かなり大きく取られておりますが、理由は後述と
いうことで。
局舎の壁には現行のテレビ西日本ロゴが取り付けられています。
今でもこのロゴが誇らしげに輝いてるなんて・・・・・・・・・・・・
あ、この送信所なんですが、開局当初はテレビ西日本の
放送用施設として運用されており、当時のアナウンサーと
スタッフは4人1班でチームを組み、交代でバラック小屋の
初代社屋から送信所まで赴きました。このような状況は
1960年に2代目社屋が完成するまで続きました。
鉄塔部分はこんな感じです。開局から2000年代中ごろまでは赤白に
塗られていましたが、それ以降は白一色に塗り直されています。
1階部分はこんな感じです。有人操作の頃はこのフロアに
マスター類が置かれていましたが、2代目社屋完成以降は
発電室に転用されています。
1階部分から見上げた局舎はこんな感じです。あ、この
送信所は去年の春からドコモによるスマートフォン向け
放送サービスであるNOT TVの北九州送信所として
転用されています。
2階部分の窓側にデカデカとパラボラアンテナが1つ
取り付けられていますが、ベランダの柱にあったもう
1つのパラボラアンテナは撤去されています。
最後はNHK北九州とCROSS FM(FM九州)です。
局舎はこんな感じですが、延べ床が大きいことに
変わりないしな。
歩道をまたぐようにケーブルユニットが局舎と鉄塔を繋いでいます。
鉄塔部分はこんな感じです。テレビ西日本同様、開局から2000年代
中ごろまでは赤白塗装でしたが、それ以降は白銀色に塗り直されています。
以上、北九州のテレビ送信塔巡りでしたッ!
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