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2013年4月24日 (水)

初代Xbox開発メンバーらが南カリフォルニア大学IMGD学生向け基金を設立

http://gs.inside-games.jp/news/403/40377.html

先月ゲームの重要性を鑑み部の名称を変更をした南カリフォルニア大学(USC)の
Interactive Media & Games Division (IMGD)に、The Bachus-Summers Fundなる
基金が創設されました。出資者はUSC卒業生のKevin Bachus氏とChanel Summers氏。
目的はインタラクティブエンターテイメントの革新のため。双方向性と没入感のある、
新興の分野で独創性を発揮した学生に資金提供されます。

Bachus氏は、Microsoftで初代Xboxの企画立案にたずさわった4名のうちの一人であり、
また、WindowsテクノロジーにおけるDirectXシリーズをグループプロダクトマネージャーとして
主導した人物。現在は、レストランとエンターテイメントのDave & Buster’s社にて
Entertainment & Game Strategy部門シニアバイスプレジデントを務めています。
なお、それ以前にはCapital Entertainment GroupやNival Interactiveなど、
複数の技術・ビデオゲーム関連企業で重役クラスのポジションについています。

一方のSummers氏はゲーム業界トップクラス企業で、初期からデザイナーや
プロデューサーとして様々な革新的製品の開発へ広範にかかわってきました。
Microsoftのマルチプレイヤーゲーム『Fighter Ace』に衝撃を受けたのち、同社初の
オーディオテクノロジーエバンジェリストに就任。初代Xboxスタートアップでは、
新システムのオーディオ昨日のデザインとプロモート、コンテンツ制作者向けの
サポートチームの結成などの実績があります。
Microsoft退社後は、シアトルとロサンゼルスにオーディオプロダクションのSyndicate 17社を
共同設立。プロのドラマーの間で幅広い人気を集めました。IMGDでもオーディオ関連の
講師として教鞭をとっています。

なかなか国策にゲームが織り込まれない日本を尻目に、活気づく海外のゲーム業界における
産官学連携。あと十年ほど似たような状況が続けば、国内からも「本気でゲーム創りたいから
海外留学するよ」という世代が生まれてきてしまうかもしれません。

あ、画像とUSC卒業生の一人である前者からのコメントは元記事をご覧ください。

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